こんにちは!仙台解体センターです。
「解体工事のとき、アスファルト舗装ってどうなるの?」「駐車場のアスファルトってそのまま残せるの?」と疑問を持たれていませんか?
今回は、解体工事に関係するアスファルト舗装の基本知識から、撤去・処分・再舗装の費用や判断ポイントまで、分かりやすくご紹介いたします。
この記事を読むことで、アスファルト舗装の処理方法や再活用のコツが分かり、後悔のない選択ができるようになります。
解体工事後の土地をどう活用するか悩んでいるご家族は、ぜひ最後まで読んでみてください!
アスファルト舗装とは?道路・駐車場に多く使われる理由
アスファルト舗装とは、アスファルトと砕石を混ぜて熱で固めた舗装材で、道路や駐車場、私道などに広く使用されています。
主な特徴は、コストの安さ、施工の速さ、メンテナンスのしやすさです。コンクリートと比べて施工後の養生期間が短く、通行可能になるまでの時間が早いため、商業施設や住宅地で多く採用されています。
特に東北地方のような寒冷地では、凍結や融解によるダメージに強い点もアスファルト舗装の利点です。ひび割れが発生しても補修がしやすく、再舗装も比較的簡単に行えます。
また、アスファルトは黒色のため、日光を吸収しやすく、冬季には雪が溶けやすくなる効果も期待されています。
解体工事と同時に行う舗装撤去の流れと注意点
建物の解体と同時に、敷地内のアスファルト舗装を撤去することがあります。特に駐車場が併設されている住宅や店舗などでは、舗装撤去が必要なケースが多くあります。
解体業者に舗装の撤去も一括で依頼することで、工期を短縮でき、費用も抑えられる可能性があります。ただし、舗装部分の撤去は重機を使うため、地下に配管や設備がある場合は事前の確認が重要です。
また、舗装撤去の際には、表面だけでなく、下地の砕石や基礎材も一緒に撤去するのが一般的です。残土処分も発生するため、撤去後の整地についても打ち合わせが必要です。
アスファルト舗装撤去時に注意すべきポイント
アスファルト舗装の下には給排水管やガス管が埋まっていることがあり、誤って損傷させると復旧費用がかかる恐れがあります。
また、舗装面が隣地と接している場合、境界線の確認を怠るとトラブルの原因になります。工事前に敷地境界をはっきりさせ、必要に応じて隣接地の所有者に説明しておくことが大切です。
加えて、舗装撤去に伴う騒音や振動にも配慮し、近隣へのあいさつや通知を事前に行っておくことで、近隣トラブルを未然に防ぐことができます。
産業廃棄物になる?アスファルトがらの処理方法とは
解体工事で発生したアスファルト舗装の破片は「アスファルトがら」と呼ばれ、原則として産業廃棄物に分類されます。
このアスファルトがらは、廃棄物処理法に基づき、適切な方法で処理しなければなりません。多くの場合、破砕・再資源化されて再生アスファルトとして再利用されます。
再生処理を行う施設では、アスファルトがらを再利用できるよう粉砕・選別を行い、再び舗装材として道路工事などに使われます。このようなリサイクル率の高い建材は、環境にも優しく、近年ではその需要も高まっています。
解体業者を選ぶ際には、こうした廃棄物処理の知識と適切な処分ルートを持っているかどうかを確認することが、安心できる工事につながります。
舗装し直すべきか?更地の活用目的別に見る判断基準
解体後の敷地を更地にした場合、アスファルトを再舗装するかどうかは、今後の活用目的によって判断することが大切です。
例えば、月極駐車場として活用する予定であれば、アスファルト舗装をすることで、見た目の印象が良くなり、水はけの良さから利用者の満足度も上がります。
一方で、住宅建築を予定している場合には、基礎工事の際に再度舗装を剥がす必要があるため、あえて再舗装しない方が費用を抑えられるケースもあります。
また、家庭菜園や資材置き場として使用する場合は、未舗装のままの方が利便性が高いこともあります。このように、用途に応じて判断することが重要です。
アスファルト舗装の補修・再舗装費用の相場と施工のタイミング
アスファルト舗装の補修や再舗装は、劣化の進行具合や面積によって費用が異なります。
例えば、ひび割れが目立つ程度の補修であれば、1㎡あたり3,000円〜5,000円程度が相場です。全面再舗装となると、1㎡あたり5,000円〜8,000円ほどが目安になります。
施工のタイミングとしては、ひび割れや陥没、水たまりが目立ち始めたときが判断の目安です。表面の劣化が進むと下地まで傷んでしまうため、早めの対応が結果的にコストを抑えることになります。
特に冬季前の施工は、凍結によるダメージを防ぐ意味でも有効です。アスファルト舗装は、定期的な点検と補修を行うことで長持ちさせることができます。
まとめ
アスファルト舗装は、解体工事と切っても切れない重要な要素です。駐車場や敷地の舗装状態は、解体後の土地活用に大きく影響します。
舗装の撤去や再舗装の判断、産業廃棄物の処理など、それぞれの場面で専門的な知識が必要になります。
この記事で紹介したポイントを押さえておくことで、よりスムーズに解体工事から土地の再利用へとつなげることができます。
土地活用にお悩みの方は、信頼できる解体業者に相談することが、後悔しない第一歩になります。
仙台解体センターでは、地域密着をモットーに仙台市をメインに空き家、建て替え時の解体作業をおこなっております。是非!解体の事なら仙台解体センターにお任せください!
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