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空き家解体で受けられる減税措置とは?知らないと損する最新ポイント

2026年01月09日更新

空き家解体で受けられる減税措置とは?知らないと損する最新ポイント

こんにちは!仙台解体センターです。

「親から相続した空き家を解体したいけれど、解体した後に税金が高くなると聞いて不安だ」という悩みをお持ちではないでしょうか。空き家の管理には手間も費用もかかるため、解体を選択肢に入れている方は非常に多いです。しかし、空き家を解体した後の税負担や、利用できる減税措置の仕組みは複雑で分かりにくいのが現状です。

この記事では、空き家の解体に関連する固定資産税の変化や、所得税が控除される特例制度、そして自治体の補助金制度について詳しく解説します。

「空き家を放置して維持費に困っている」「解体費用を少しでも抑えたい」と考えているご家族は、ぜひ最後まで読んでみてください!


空き家を解体すると固定資産税はどう変わるのか

空き家を解体する際に最も多くの方が心配されるのは、土地にかかる固定資産税の変化です。通常、住宅が建っている土地には「住宅用地の特例」が適用されており、税額が最大で6分の1まで減額されています。空き家を解体して更地にすると、この特例が適用されなくなるため、翌年からの土地の固定資産税が最大で6倍に跳ね上がる可能性があります。

住宅用地の特例と空き家解体の関係

住宅用地の特例は、人が住むための家が建っている場合に土地の税金を安くする制度です。200平方メートル以下の部分は小規模住宅用地として固定資産税が6分の1に、200平方メートルを超える部分は一般住宅用地として3分の1に減額されます。空き家を解体して建物がなくなると、この軽減措置の対象から外れるため、結果として税負担が重くなってしまいます。

特定空き家に指定された場合の減税措置除外

近年では、空き家を放置し続けることへの対策として、法改正が行われました。「空家等対策の推進に関する特別措置法」に基づき、管理不全な空き家は「特定空き家」に指定されることがあります。特定空き家に指定されると、たとえ建物が建っていても住宅用地の特例が解除され、固定資産税の減税措置を受けられなくなります。倒壊の危険がある空き家や、衛生上有害な空き家をそのままにしておくと、解体しなくても税金が高くなるリスクがあることを覚えておく必要があります。


解体で活用できる空き家対策の減税・特例制度

空き家を解体した後に土地を売却する場合、大きな節税につながる特例制度が存在します。特に注目すべきは、相続した空き家を解体して更地にするか、耐震改修をして売却した際に適用される「3,000万円特別控除」です。この制度を上手く活用することで、売却によって得た利益(譲渡所得)から最大3,000万円を差し引くことができ、所得税や住民税の大幅な減税が可能となります。

空き家を解体して売却する際の3,000万円特別控除

この特例は、亡くなった方が一人で住んでいた家を相続し、その空き家を解体して更地にしてから売却する場合に適用されます。通常、不動産を売却して利益が出ると、その利益に対して約20%から39%の税金がかかります。しかし、この特例を利用すれば、3,000万円までの利益が非課税になるため、数百万円単位の節税効果が期待できます。

低未利用土地等の譲渡に係る所得税の特別控除

もう一つの重要な制度として、低未利用土地等を譲渡した場合の100万円特別控除があります。これは、都市計画区域内にある、長期間利用されていない空き地や空き家を解体した後の土地を500万円以下(一定の条件下では800万円以下)で売却した際に受けられる措置です。相続した土地が地方にあり、売却価格があまり高くならない場合に、この100万円の控除は大きなメリットとなります。小規模な土地や評価額が低い土地の解体を検討している場合は、この制度が適用できるかを確認しておくことが賢明です。


減税措置を受けるために必要な条件と注意点

空き家解体に関連する減税措置や特例を受けるためには、厳しい条件をクリアし、期限内に手続きを行う必要があります。せっかく解体を行っても、要件を満たしていなければ減税は受けられず、高い税金を支払うことになってしまいます。特に「3,000万円特別控除」には、昭和56年5月31日以前に建築された旧耐震基準の建物であることなど、特定の条件が定められています。

空き家の譲渡所得特例を受けるための具体的な要件

3,000万円特別控除を受けるためには、相続開始から3年を経過する日の属する年の12月31日までに売却しなければなりません。また、建物が昭和56年5月31日以前に建築されたものであることが必須条件となっており、それ以降の建物は対象外です。さらに、売却代金が1億円以下であることや、相続から売却まで事業や貸付用に使っていないことも条件に含まれます。これらの条件を一つでも見落とすと、特例の適用が否認されるため、事前に登記簿謄本等で築年数を確認することが非常に重要です。

確定申告と必要書類の準備に関する注意点

減税措置は自動的に適用されるわけではなく、必ずご自身で確定申告を行う必要があります。確定申告の際には、自治体が発行する「被相続人居住用家屋等確認書」という書類を提出しなければなりません。この確認書の発行には、解体前後の写真や売買契約書、住民票の除票など、多くの書類を自治体へ提出して申請する必要があります。解体工事が終わってから書類を集めようとすると、解体前の写真がなくて困るケースが多いため、工事着工前から計画的に資料を保管しておくことが求められます。


自治体ごとに違う空き家解体の補助金・税制優遇

国が定める減税措置だけでなく、各自治体が独自に実施している補助金制度を活用することで、実質的な解体コストを大幅に下げることが可能です。多くの自治体では、地域の安全確保や景観維持を目的に、空き家解体費用の一部を助成しています。補助金の額は自治体によって異なりますが、工事費用の3分の1から2分の1、最大で50万円から100万円程度が補助されるケースが多く見られます。

老朽危険家屋解体撤去補助金の仕組み

多くの市区町村では、倒壊の恐れがある古い空き家に対して「老朽危険家屋解体撤去補助金」などの名称で助成を行っています。この補助金を受けるためには、自治体の職員による現地調査を受け、建物の老朽度判定で一定の基準を超える必要があります。屋根が崩れかけている、外壁が剥落しているといった危険な状態にある空き家は、優先的に採択される傾向にあります。予算には限りがあり、年度の途中で受付が終了することもあるため、早めに役所の空き家対策課へ相談に行くことが推奨されます。

都市再生や景観保護を目的とした助成制度

特定のエリアにおいて、街並みの整備や防災機能の向上を目的とした解体補助制度を設けている地域もあります。例えば、狭い道路に接している土地の空き家を解体し、道路を広げるための用地として協力する場合、通常よりも高い補助率が適用されることがあります。また、跡地を駐車場やポケットパークとして地域に開放することを条件に、解体費用を全額、あるいは高額に補助するユニークな自治体も存在します。ご自身の所有する空き家がある地域の広報誌や公式サイトを確認し、どのような独自制度があるかをリサーチすることは欠かせません。


減税を最大限活かすための解体タイミングと進め方

空き家を解体するタイミングを1ヶ月間違えるだけで、支払う税金が数十万円単位で変わってしまうことがあります。固定資産税は毎年1月1日時点の土地の状態に対して課税されるため、この日付を意識したスケジュール管理が重要です。また、解体工事から売却、確定申告までの一連の流れをスムーズに進めることで、各種特例の期限切れを防ぐことができます。

固定資産税の課税タイミングを意識した工事時期

土地の固定資産税を節約するためには、解体工事を完了させるタイミングを慎重に選ぶべきです。1月1日時点で建物が解体され更地になっていると、その年度から住宅用地の特例が外れ、税金が高くなります。そのため、売却先が決まっていない状態で年内に解体を完了させると、翌年1年分の税負担が増えてしまいます。反対に、年明け早々に解体工事を開始すれば、その年は建物があるものとして減税された税額が適用されるため、1年分の増税を先送りすることが可能になります。

解体業者選びと並行して進めるべき減税手続き

空き家解体の減税措置を確実に受けるためには、解体業者への見積り依頼と並行して、税理士や自治体への相談を進めるのが理想的です。解体業者は工事のプロですが、税制の細かな要件については専門外である場合が多いからです。まず解体業者から正確な見積書を取得し、その金額をベースに補助金の申請手続きを行い、補助金の交付決定通知が出てから着工するという順番を守る必要があります。この順番を間違えて先に着工してしまうと、ほとんどの補助金は受け取れなくなるため、焦らずに手順を踏むことが成功の鍵となります。


まとめ

空き家の解体における減税措置は、固定資産税の負担増というリスクがある一方で、売却時の所得税控除や自治体の補助金という大きなメリットも存在します。住宅用地の特例が外れるタイミングを考慮し、昭和56年以前の建物であれば3,000万円特別控除の要件をしっかり確認することが、損をしないための鉄則です。また、自治体の補助金制度は地域ごとに異なるため、事前の情報収集が解体費用を抑える最大のポイントとなります。

複雑な手続きやスケジュールの管理に不安がある場合は、地域に詳しく、実績のある専門業者に相談することをお勧めします。

仙台解体センターでは、地域密着をモットーに空き家、建て替え時の解体作業をおこなっております。是非!解体の事なら仙台解体センターにお任せください!

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