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知らないと損する!解体時の残置物処分ガイド 

2025年05月22日更新

知らないと損する!解体時の残置物処分ガイド 

こんにちは!仙台解体センターです。 

空き家の解体や実家の相続を考えたとき、「残置物ってどうしたらいいの?」と悩んだことはありませんか?家具や家電、生活用品などがそのまま残っている状態では、解体工事もスムーズに進みません。この記事では、解体工事における残置物のリスクや処分費用、責任の所在、そしてプロに依頼するメリットまで、幅広く解説します。 

この記事を読むことで、残置物が引き起こすトラブルや費用面の注意点を事前に把握でき、安心して解体工事を進めるための知識が身につきます。 
空き家を所有している方や、相続で実家を受け継いだご家族は、ぜひ最後まで読んでみてください! 

空き家に多い残置物とは?放置リスクとよくある事例 

空き家や古い家屋に残されている家具や電化製品、衣類、書類などを「残置物」と呼びます。これらは前の居住者が引っ越し時や死亡後に処分できなかった物品であり、放置されやすい傾向があります。 

代表的な残置物としては、タンス、ベッド、冷蔵庫、洗濯機、エアコン、ガスコンロ、衣類、本、写真アルバムなどがあります。これらは分別や処分に手間がかかるため、所有者が対処せずに残したままになるケースが多く見られます。 

放置された残置物は害虫やカビの発生原因になるほか、不法投棄と見なされて行政指導を受ける場合もあります。さらに、近隣住民からの苦情につながることもあるため注意が必要です。残置物は早期に対処することで、近隣トラブルや余計なコストを防げます。 

相続や売却前に要確認!残置物処分の責任は誰にある? 

残置物の処分は誰が責任を持つべきなのか、不動産の売却や相続時に大きな問題となります。原則として、残置物の所有権は前所有者または相続人にあります。そのため、物件を手放す際に残置物が残っている場合、処分費用や撤去手続きはその所有者が行うべきです。 

たとえば親の住んでいた家を相続した場合、その中の物品はすべて相続人の所有物になります。売却する際に「残置物あり」の状態で不動産業者に任せようとしても、業者によっては引き受けを断られるか、残置物処分費を売却価格から差し引かれることがあります。 

また、賃貸物件で入居者が突然退去や死亡したケースでは、貸主が一定期間保管したうえで、家庭裁判所の許可を得て処分する必要があります。 
トラブルを防ぐには、残置物の所有権を明確にし、早い段階で専門業者に相談するのが賢明です。 

残置物の処分費用はいくらかかる?内訳と相場を解説 

残置物の処分にかかる費用は、量や内容、地域、業者によって異なりますが、相場としては以下のような金額が一般的です: 

  • 1Kの部屋:3万~7万円 
  • 3LDK以上の戸建て住宅:15万~30万円程度 

費用の内訳には、分別作業費、運搬費、処分費、人件費、車両費などが含まれます。 
また、エアコンや冷蔵庫、テレビなどの家電リサイクル法対象品は別途リサイクル料金が発生します。 
たとえば、一軒家まるごと片付けの場合、作業員3名×2日、2トントラック3台分のゴミが出た場合、約25万円の見積もりになることもあります。 

不用品回収業者の中には、不当に安価に見せかけて後から追加料金を請求する業者も存在するため、事前に見積もりを取り、契約内容を明確にしておくことが大切です。 

解体工事に支障が出るケースも?トラブル回避のチェックポイント 

解体工事前に残置物が片付いていない場合、工事のスケジュールが遅れたり、解体費用が増加したりする原因となります。実際に解体予定の家屋に家具や家電がそのまま残っていたため、作業が中断され、解体工期が1週間以上延びた事例もあります。 

解体工事前のチェックポイントとしては、建物内部に処分が必要な物品が残っていないか、分別されているか、事前に残置物リストを作成しておくことが挙げられます。 
また、火災報知器やガス給湯器など取り外しが必要な設備の確認も必要です。 
とくに、仏壇や遺影、位牌といった処分に気を使う物品は、家族間で事前に話し合っておくことが大切です。感情的なトラブルに発展することもあるため、供養を行ったうえで処分するなどの配慮も忘れずに。 

残置物の整理と解体準備はセットで考え、早めに動き出すことがトラブル回避への近道です。 

プロに任せて安心!残置物処分と解体工事を同時に依頼するメリット 

残置物処分と解体工事を別々に手配すると、スケジュールの調整や業者間の連携が難しくなり、時間やコストのロスが発生する可能性があります。一方、解体専門業者に残置物処分を含めて一括で依頼することで、多くのメリットが得られます。 

まず、工程全体が一本化されるため、連絡や日程調整が非常にスムーズです。 
また、建物内の状態に合わせて、重機や人員の配置を調整できるため、効率よく作業を進めることが可能です。 
さらに、経験豊富なスタッフが現地対応するため、廃棄物処理に関する法令も遵守され、安心して任せられます。 

まとめ 

残置物は、解体工事をスムーズに進めるうえで大きなカギを握ります。放置されたままでは近隣トラブルや工期遅延を招き、費用負担も増えてしまいます。所有者や相続人としての責任を理解し、早めの対処が必要です。 

残置物の種類や処分方法、費用相場を把握しておくことで、より計画的な対応が可能になります。とくに、残置物処分と解体工事をワンストップで対応する専門業者に依頼すれば、コスト削減とスムーズな進行が期待できます。  

仙台解体センターでは、地域密着をモットーに仙台市をメインに空き家、建て替え時の解体作業をおこなっております。是非!解体の事なら仙台解体センターにお任せください! 

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